さて、クレー射撃ブログの連載も今回で最終回となります。
今回は、クレー射撃時に「あると便利」な小物類をご紹介します。

 

1 グローブ

グローブを着用する・しないは、個人の好みによるところかと思います。

私はいつも何かしら着用していますが、引き金の感覚重視を重視して素手で撃っている方も多いと思います。

もちろん万一の事故発生や、クレーの破片が飛んで来た場合などを考えると、肌の露出は少ない方が良いのですが、手の感覚は射撃の成績にも直結するので、一概に「着用すべき」とは言えないかと思います。

私は手汗をかいている状態で銃を握りたくないという理由もあり、グローブを着用しています。

ここでは、着用を考えている方を念頭に、当店取扱いのグローブをご紹介します。

 

ワーク系グローブ

ワーキンググローブと聞くと「なんだ業務用やないか」と思う方もおられるかも知れませんが、薄型で優れたフィット感から指を精密に動かすことができ、それでいて指や手の平の防滑性を期待できるものがあります。

当店で主に扱っているものは、兵庫県にあります富士グローブさんの「プロハンズ」シリーズです。

本来は、消防の機械操作向けに作られているものだそうで、その関係からオレンジ色が配色されていて、そのままハンターも使えそうな見た目です。

着用したままで指を使った細かい作業が可能で、フィット感は抜群、銃器の使用にも非常に向いていると思います。

射撃のほか、もちろん普段の手仕事や、猟期中のワナ猟や渉猟にもおススメです。

PROHANDS プロハンズ PUR-606

税込1,870円

https://aeg-hunters.shop/?pid=147401862

 

PROHANDS プロハンズ PU-625OR

税込1,524円

https://aeg-hunters.shop/?pid=147402265

 

PROHANDS プロハンズ PU-680

税込1,430円

https://aeg-hunters.shop/?pid=167839731

 

PROHANDS プロハンズ JP-607-T

タッチパネル対応グローブ

税込1,980円

https://aeg-hunters.shop/?pid=171124009

 

シューティンググローブ

クレー射撃専用品としてのシューティンググローブも取り扱っています。

シャルム商会さんのカタログ商品のほか、当店ではベレッタのシューティンググローブを買い物カゴからご購入いただけます。

ハイスペックワーキンググローブと同様に、高いフィット感と防滑性があり、より素手の感覚を重視しているため、生地が非常に薄くできています。

射撃に使用することを前提に製作されているので、指を曲げる動作を邪魔しないよう、甲側は指に至るまで柔らかいメッシュ素材で出来ており、銃を把持した際にストレスがありません。

軽くて通気性が良いので、一年中、クレー射撃に愛用していただけます。

指切りタイプでは、引き金を操作する人差し指の感覚を妨げることがありません。

専用品という位置づけかつベレッタというブランド力もあり、価格はやや高めとなっていますが、モチベーションにもつながりそうです。

Beretta Pro Mesh Shooting Gloves

ベレッタ プロメッシュ シューティンググローブ

税込9,680円

https://aeg-hunters.shop/?pid=173992031

 

Beretta Pro Mesh Fingerless Shooting Gloves

ベレッタ プロメッシュ

フィンガーレス シューティンググローブ

税込8,140円

https://aeg-hunters.shop/?pid=173991567

 

2 バレルレスト

バレルレストとは、シューズの甲側に装着する革製のアイテムです。

クレー射撃のプレー中に、ほかのプレイヤーの射撃時など、上下二連銃を折って待機する際に銃の筒先を傷つけないように置くためのものです。

バレルレストは必須アイテムではなく、射撃場によっては射台の中に数センチ角のゴムマットを置いてくれているので、待機時はそこに銃口を預けることもできます。

ただ、バレルレストがあると めっちゃカッコいい ことは間違いありませんし、プレー中以外でも銃口を休めるのに役立ちます。

TAGAMI タガミ 本革製バレルレスト

税込2,750円

https://aeg-hunters.shop/?pid=142160541

 

3 利き目矯正グッズ

いわゆる利き目と利き腕が左右の同じ側であれば問題ないのですが、逆の場合はクレー射撃をする上で、なかなか厄介な問題となります。

というのも、クレー射撃は原則的にリブのみのオープンサイトで行われます。

また、クレーをより早く捉えたり、頬付けをキチンとするために、片目をつぶるのではなく両目を開けた状態でプレーすることが望ましいスポーツです。

利き目、利き腕が逆転している場合、例えば右撃ちで構えていて右目で照準しているつもりが、いつの間にか左目でクレーを追っていた、ということがよく起きます。

当然、銃口は右肩からまっすぐクレーを向いていたはずが、左目でクレーを見てしまっているので、これでは当たりませんよね。

むりやり片目をつぶって撃つというのも方法としてはアリですが、そうしなくとも便利なアイテムがあるのです。

 

イージーヒット

細長い樹脂のサイトと一部トンネル状の部分からなるリブへの後付けサイトです。

トンネル効果で、照準している目の方でしかサイトが見えないため、利き目がどちらであっても構えるだけで正しい照準が出来ます。

また、正しい頬付けとなっているか否かの確認にもなりますので、利き目と利き腕が逆の方のほか、射撃ビギナーの方に大変おすすめです。

イージーヒットの詳細はYoutubeでも解説しているので、ぜひご覧ください。

EASY HIT イージーヒット スポーツ・シューティングタイプ

税込4,950円

https://aeg-hunters.shop/?pid=146568750

EASY HIT イージーヒット ハンティングタイプ(コンパクト)

https://aeg-hunters.shop/?pid=146568685

 

 

矯正シール

利き目と利き腕が逆転しているのなら、それを矯正してしまいたい、という方におススメの矯正シールがあります。

BIRCHWOOD バーチウッド オフアイ フィットセット

射撃用利き目矯正シール

税込1,650円

https://aeg-hunters.shop/?pid=136276018

 

シューティンググラスの上からシールを貼り、照準していない方の眼の視界を物理的にボヤかしてしまおう、というものです。

濃淡の度合いが異なるシールが複数枚セットになっていますので、濃いものから始めて、徐々に薄いものへと貼り換えることで、最終的にシールなしで照準できるようになることを目指せます。

シールを貼りっぱなしでも構わないのですが、両目で見えないと放出されたクレーを捉えるのが遅れるので、製品目的に従って、シールは段階的に薄いものへと変えた方がいいでしょう。

 

4 セーフティフラッグ

セーフティフラッグは、単身銃(自動銃、スライドアクション銃、ボルト式銃など)の薬室に挿入しておくことで、薬室に弾が装填されていないことを周囲にアピールするものです。

射撃場では射台に入った後の射撃直前のとき以外は脱包していなければなりません。

そのため脱包している間は、上下二連、水平二連銃では銃を折り、単身銃では遊底を引き機関部を開放することで、脱包していることを周囲にアピールします。

ただ、単身銃では遊底を開いたとしても薬室に弾が装填されているという可能性も無くはありませんし、パッと見で遊底が開いているのかが周囲から分かりづらいことがあります。

薬室にセーフティフラッグを挿入することで、より確実に「入ってません。安心してください」と周囲にアピールすることが出来ますし、所持者自身も脱包を確実に行ったと意識付けができます。

LEAPERS リーパース セーフティーフラッグ

税込550円

https://aeg-hunters.shop/?pid=161737380

 

5 トラップバッグ

通常、クレー射撃で使用する散弾は25発入りの箱単位で購入します。

スキートは25枚のクレーに対して1発ずつ射撃するので、1ラウンドでちょうど25発の弾を使用しますから、スタート時に25発全部を射撃ベストのポケットに入れてしまいます。

一方、トラップ射撃では1枚のクレーに対し最大2発を発射できるので、1ラウンドで使用する散弾数は最大50発、2箱分になります。

50発もポケットに入れるとかなり重くなりますし、射撃姿勢のバランスも崩れてしまいますので、通常はスタートする射台の後方の棚に自分の弾を箱ごと置いておき、5つの射台を5周する間に必要に応じてポケットの中へ弾を補充する、ということになります。

トラップ射撃ではこのように弾を箱で持ち運んで台の上に置いておく、という独自の行動があり、その際に使うバッグが、トラップバッグと呼ばれるものです。

大きさにもよりますが、散弾の箱サイズに応じて製作されていて、3箱または4箱程度の散弾が、箱のままキレイに収納できるようになっています。

 

たいてい、射撃場で装弾を数箱買うとビニール袋(買い物袋)をつけていただけるところが多いと思いますが、ビニール袋に入れて射台に置いておくのも味気ないですよね・・・。

専用バッグに入れることで、スポーツとしてクレー射撃を楽しめますし、散弾のほか、グローブやシューティンググラスを一緒に持ち運ぶのにも便利で、クレー射撃の装いに彩りも添えてくれます。

CHARME シャルム トラップバッグ デラックス

【トラップ射撃用装弾バッグ4箱100発用】

税込6,380円

https://aeg-hunters.shop/?pid=136275118

 

6 終わりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

クレー射撃の世界を微力ながらご紹介でき、これからクレー射撃を始めようという方々への一助となれば幸いです。

クレー射撃はスポーツであり、心身の健康や余暇の充実に大変おすすめです。

また、狩猟メインの猟銃所持者の方々にとっても、銃猟の腕前を向上させ、安全な銃の取扱いにより習熟できる機会でもあります。

当店では皆さま方に有用なアイテムの発掘、情報の提供に今後も努めてまいります。

 

連載過去記事はこちら

Vol.1 クレー射撃ってどんな競技?

Vol.2 クレー射撃を始めるには? 手続き編

Vol.3 種類別、散弾銃の特徴

Vol.4 射撃場へ行ったり、行った気になってみよう!

Vol.5 射撃ベストはスポーツウェア

Vol.6 我が身を守る保護系アイテム

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