皆さん、『Hultafors』(ハルタホース)というメーカーをご存知でしょうか?
Hultafors(ハルタホース)とは、スウェーデンで130年以上の歴史を誇るクラフトマン向けのツールメーカーです。
ナイフやアックスなどの刃物類はごく一部で、ハンマーやメジャー、水平器など、手で行われる工作作業に必要なツールを開発、生産し続け、世界中にユーザーを抱える企業なのです。
その特徴は徹底的に「使いやすさ」にこだわった機能性にあると言えるでしょう。
当店では、そんなハルタホースのクラフトマンシップを受け継いだ2種類のナイフの取扱いを開始しました。
Hultafors Outdoor Knife OK1 ハルタホース アウトドアナイフOK1
https://aeg-hunters.shop/?pid=155929672
【仕様】
ブレード素材:3mm厚炭素鋼(HRC58-60)
ブレード寸法(刃長):93mm
全長:225mm
重量:本体121g+ホルスター47g
税抜き価格:3,300円
Hultafors Outdoor Knife OK4 ハルタホース アウトドアナイフOK4
https://aeg-hunters.shop/?pid=155929736
【仕様】
ブレード素材:3mm厚炭素鋼(HRC58-60)
ブレード寸法(刃長):93mm
全長:209mm
重量:本体110g+ホルスター42g
税抜き価格:3,700円
OK1とOK4、どちらもブレードは同じ3mm厚の日本製炭素鋼(硬度:HRC58-60)を使用し、切れ味とともに砥ぎやすさを併せ持ちます。
表面には錆防止電気泳動コーティングが施されているため黒く変色していますが、これによって、炭素鋼の「錆びやすい」という弱点をカバーしています。
※使用後は刃の部分はメンテナンスが必要です。
刃長は93mmと小ぶりで、手元での細かい作業に向いています。
ブレードの背は角が立っており、ファイアースチールを擦って火種を作ることも出来ます。
写真の上がOK1、下がOK4になりますが、それぞれグリップが異なります。
OK1(写真上)のグリップはPPプラスチックで132㎜の長さがあり、握りやすい形状をしているので、大きな手の人でもしっかり把持できます。
また、硬さがあるので力のいる作業にも向いているでしょう。
OK4(写真下)のグリップは長さ116mmとやや短く、サントプレーンフリクショングリップと呼ばれる形状で握りやすいラバー素材で出来ています。
手の小さい人や、より細かい作業を行うのに向いています。
それぞれ握ってみるとこのようなサイズ感です。
撮影者の手の場合、上のOK1はグリップエンドが指1本分長く、下のOK4はほぼジャストフィットでしょう。
ちなみに手のサイズ感としては、普段使用しているグローブ類はLサイズを使用しています。
(ご参考になればいいですが…)
そのほかブッシュクラフトをする方に便利な機能として、付属のシースにはファイアースチールを差して固定できるラバーバンドが付いています。
ハルタホースのほか、たいていのメーカーのファイアースチールは差せるかと思います。
お値段はどちらも税抜き3,000円台半ばで、炭素鋼での本格的ナイフとしてはかなりお手頃なところです。
ぜひアウトドアナイフのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。