以前ご紹介しておりました、HUNT&(ハントアンド)の新型ハンティングメッシュベストが遂に発売いたしました!
HUNT& Hunting Mesh Vest ハントアンド ハンティングメッシュベスト
https://aeg-hunters.shop/?pid=152899641
税抜き価格11,800円
前面4カ所のポケットは維持、外に取り出せる装弾ホルダーもそのまま。
背面ポケットは容量を下げましたが、背中メッシュを維持しつつ使用できます。
そのほか、詳しいスペックは商品ページをご覧いただくとして、なんと今回のメッシュベストの開発に当たっては、当店とハイクさんとの共同作業となっております。
これまでもハイクさんが製造元となっているHUNT&(ハントアンド)ブランドのハンティングベストは大変ご好評をいただいている中、なぜこのメッシュベストの開発に至ったのか?
ハントアンドのベストは高機能でかつスタイリッシュ、軽量ということでビギナーからベテランまでおすすめであるのは間違いないのですが、これでもなおよくいただくご意見として「蒸れる」というものがありました。
すでに生地としては透湿性を備えたブレシャブルなものですし、さらには背面ポケットはジッパーで取り外すことができ、そうすると背面だけはメッシュになります。
前面ジッパーも上下両開きなので、必要に応じて通気性を調整できる機能を備えています。
それでもなお「蒸れる」とのこと。
これはもう、すなわち通気性や透湿性が追い付いていないんですね。
この原因としてはいくつか考えられまして。
1つ目は、使用者様が「勢子」役の方か、もしくは単独猟なんだけども1日歩き回るスタイルの方であるということ。
要は運動量が通常のハンターに比べてかなり多く、発汗量も相当多い方。
2つ目に、そもそも猟期でも暑い、またはあんまり冷え込まない地方・地域で狩猟をする場合。
猟期でも出来るだけ薄着で動かれるでしょうから、もう普通のベストだと暑くてたまらないでしょう。
3つ目に、インナーやジャケットが吸汗速乾タイプの高機能のもので、汗の蒸散が早すぎるためベストの透湿性が間に合っておらず内側で蒸れてしまう場合。
実は私、ショップ店長も1と3に当てはまりまして、猟期中はハントアンドの従来のベストを着て出猟をするものの、背面ポケットは基本的に取り外して通気性を確保しておりますが、バックパックを背負ってしまっているので、結局背中は汗で濡れている状態です。
前面はジッパーを降ろしたりしていますが、バックパックのベルトを締めたり、銃のスリングを肩から斜に掛けていたりするので、ベストの通気性は大きく損なわれているスタイルで山を歩いています。
インナーとジャケットは、アウトドアブランドの「モンベル」さんのものを使っており、それ自体は汗飛びも良く、適度な保温性があるですが、その分、ベストの内側が濡れてしまっている状態なのです。
特に3の状態については、昨今、さまざまなアウトドアウェアで出猟されるハンターが増えて来ていると思いますが、その多くの素材が吸汗・速乾・透湿、といった汗飛び重視の機能を備えていると思います。
それでいて保温性や防風性も備えているので、本来はそれらのウェアだけで体温や気候への備えは十分なはずです。
ハンティングベストはさらにその上に着用しますので、必要な機能としては、視認性、携行品の収納性だけあればよく、あとはむしろ高機能なアウトドアウェアの効果を妨げないものがいいのではないだろうか。
これまでのご購入者様のご意見を踏まえてハイクさんと話をしていると、こういった結論に至ったわけです。
っであれば、ベストはメッシュ素材を基本とするのがいいだろうと。
そんな発想から生まれた今回の新型メッシュベスト。
暑い時期の捕獲作業にはもちろんですが、上記のような感触をお持ちのハンターの方々にはぜひ猟期中にもご愛用いただけるかと思います。
また若干数ですが、左撃ち用も製造しております。
でも本当に若干数(申し訳ありません)なので、ご検討のレフティの方はお早めにご決断ください。