新潟県の老舗刃物メーカー『富田刃物』さんから、新しいマタギナイフが登場しました。
富田刃物さんのナイフと言えば、以前から当店では『掘れるサバイバルナイフ』として知られる「深山刀(ミヤマトウ)」を販売していました。
今回、新しく登場したのは、ミヤマトウと同様の『掘れる』機能を持った、よりコンパクトな『山小太刀(ヤマコダチ)』です。
NISAKU YAMAKODACHI 仁作 山小太刀 ヤマコダチ 括りわな・山菜採り・山仕事・園芸に 「掘る・刺す・切る」が可能 コンパクトな「掘れるナイフ」
https://aeg-hunters.shop/?pid=172288326
【仕様】
サイズ:刃長/130mm、全長250mm
材質:刃部/ステンレス刃物鋼(420J2(HRC51))、柄部/天然木、鞘/強化樹脂
付属品:鞘ケース
ヤマコダチは、ナイフとしての切断作業はもちろん、根の張った土面に突き刺すこともできるナイフです。
狩猟や山菜採り、園芸作業などで「常時携行する」ことに特化した、軽量・コンパクトなサイズ感が特徴。
富田刃物さんでは、同様の形状の「レジャーナイフ」を以前から製造販売されていましたが、ヤマコダチはさらに小型・軽量化を図ったものになります。
強化樹脂製の鞘ケース入りで持ち運びしやすい。
扱いやすいコンパクト形状
『掘れるナイフ』という呼び名のとおり、スコップのように刀身は湾曲していて、先端部からグッサリと地面に突き刺すことが可能です。
園芸作業に使えるほか、くくりわなの埋設などに便利です。
先端部は地面に刺さりやすいよう、ある程度尖っています。
刀身はスコップ状に湾曲しています。
そして『ナイフ』という分類に入るとおり、刃がついています。
刀身の片方は通常のナイフとして使えるよう刃がついているので、「切る」という作業が可能です。
逆側はノコギリ状の波刃になっているので、丈夫な肥料袋を切り裂いたり、雑草や細めの枝葉を切り落とすことができます。
片側は刃が付いています。
逆側はノコギリ状の波刃になっています。
袋やロープを切るなど、波刃は意外に役立ちますよね。
刀身にはスケールが刻まれています。
ミリメートルのほかインチ表記もありますが、
実は海外でも人気のナイフなのです。
ちなみに波刃とはいえ、両刃なのでいわゆる『ダガーナイフ』ではないか? と心配する声も聞かれます。
『ダガーナイフ』は、銃刀法上の『剣』に相当するもので、所持も禁止されているものですが、『剣』の定義は以下のとおりであり、富田刃物さんで製造販売されている『掘れるナイフ』類は、ダガーナイフを含む『剣』に当たりませんのでご安心ください。
-『剣』の定義-
柄をつけて用いる左右均等の形状をした諸刃の硬質性の刃物であって、先端部が著しく鋭く、本来殺傷の用具として機能を有するもの
『剣』には当たりませんが、目的もなく常に携帯していたり、車に積みっぱなしだと、もちろん銃刀法違反や軽犯罪法違反になる場合がありますので、その点は合法の刃物類と同様にご注意ください。
ヤマコダチは軽量・コンパクトで、女性や、手の小さい方などにおススメですが、ガンガン藪払いをしたり、もっと荒い使い方を求める方には、以前から販売しておりますミヤマトウもおススメです。
刃部分が直線的で、藪払いなどにも便利なミヤマトウ
NISAKU MIYAMATO FIELD OUTDOOR KNIFE 仁作 深山刀 ミヤマトウ 括りわな設置や残渣の埋設に大活躍 藪払いも可能な「掘れるナイフ」
https://aeg-hunters.shop/?pid=154417432
富田刃物さんには、これからもユニークかつ実用的なナイフを作り続けて欲しいものですね~。